道徳 感情 論。 アダム・スミスの「道徳感情論」②

第二節 『道徳感情論』の問題点 アダム・スミスは『国富論』において自由競争を肯定していますが、その基底には『道徳感情論』で示されたフェアプレイの精神があります。 この種の問題については、「原典」と「解説書」とどちらを先に読むべきか悩ましいところですが、試験対策でない限りにおいては(笑)、「原典」から読んでみるべきだと思っています。 グラスゴー大学卒業後、に進んだが中退し、1748年にでとの講義を始めた。

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紅之豚さんが、Moralを「人間行動」と訳せる、と述べたとき、正直僕は驚きました。 - 全3篇。

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焼却されずに残った草稿はスミスの死後、『哲学論文集』 1795 として出版された。 個人とは「共感」能力を持ち、様々な「激情」を持っています。

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第一篇 適合性という感覚について• そして,さまざまな感情が個人にどう働きかけ,彼をある社会集団のとするのかという問題を考えた。 「一般的諸規則」を守らなければならないとする「義務の感覚」によって、人間の利己心や自愛心は抑制されるのだという。

ですから、大雑把に社会を考える場合でも、最低限、次の4パターンぐらいは想定しておかなくてはなりません。 不規則性の問題 の言う不規則性は以下のようなケースで生じます。 転じて、アダム・スミスが「道徳」を、そして「社会」をどのように考えていたのかについては、僕も興味が尽きません。

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つなげていきます。 大胆に意訳するならば、ここでいうモラルは「人間行動」と訳せると思っています。 第2章 - 運 fortune の影響力 influence の 程度 extent について。

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スミスはこのような 不規則性(: irregularity)が社会的に重要な意味があると考え、偶然の下で公平な観察者の評価を重視する行為者を 賢人(: wise man)、世間の評価を重視する行為者を 弱い人(: weal man)と呼んだ。

スミスの逝去は一七九〇年の七月のことだが、先立つ一七八八年五月から一年以上のあいだ、「全力を傾けた」改訂と大きな増補(第六部を加えた)の作業を断行し、ようやく死の二ヵ月前に第六版を手にした、という事実が如実に物語っている。

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